歯科医院の患者さんを増やす方法

歯科衛生士のスキルを上げて患者さんを増やす

歯科医院での検診、何歳から?

今回は、

歯科医院での検診を、何歳から受けるのか?

と、いう話をします。

 

保健所の集団歯科検診は、

1歳半と、3歳の時に

行われます。

それ以外に、

歯科医院で検診ができる受診券が、

母子手帳に付いていたりします。

 

個人的な意見を言わせて貰えば、

1歳半は、

ちょっと遅いように感じます。

 

 興味を持って、

いろいろ調べて、

頑張っているお母さんもいますが、

大半のお母さんは、

1歳半の歯科検診まで、

なんとなく、

適当に歯磨きをしています。

 

実は、

歯の本数の少ないこの時期に

仕上げ磨きの練習をすると、

楽に覚えることができます。

1歳半となると、

歯の本数の多い子は、

12本くらい生えます。

 

とにかく、

奥の方の歯が生える前に、

仕上げ磨きの練習、

特に、

歯ブラシを持っていない方の指の使い方を

覚えることが大切です。

 

なぜ、歯の生える前・・・なのかと言ったら、

歯が生えてくると、

噛まれることを恐れて、

指を入れて、仕上げ磨きをすることを

躊躇するようになるからです。

一度噛まれたりすると、

その後は、怖くて

唇をどかしたりすらもできなくなります。

このどかし方や、広げ方には、

法則があって、

闇雲に引っ張られると、

痛いです。

痛いから、

仕上げ磨きをされるのが嫌になる

嫌がるから、ますますやりにくくなる

という負のスパイラルにハマってしまいます。

そうならないために、

早めに覚えることが大切です。

 

歯のない時期に、

唇や、舌のどかし方や、

口の広げ方を覚えてしまうと、

お母さんも子供も楽です。

それに、

たとえ噛まれても、

歯がないから痛くないので、

安心して

練習することができます。

 

ところが、

歯が生えていないので、

歯磨きの練習をするという考え方ができません。

保健所では、

ベビーマッサージ」というネーミングで、

お口の周りのマッサージの仕方を

教えてくれる講習会が開かれていたりします。

私が保健所にお世話になっていた当時、

ベビーマッサージ講習会に参加した親子が、

1歳半になって、歯科検診に訪れた際、

その後、

どうなったか・・・を、

尋ねたことがありました。

ベビーマッサージを続けていましたか?

の問いには、

参加した当時は、やったけれど、

やめてしまったとの回答が多かったのを

覚えています。

私が応対したお母さんは、

そもそも、

ベビーマッサージ講習会に参加したことすらも

覚えていませんでした。

・・・残念としか言いようがありません。

 

最近はどうなのか、

今も保健所に勤務している元上司に

機会があったら、聞いてみようと思います。

 

歯のない時期に覚えた方がいいことは、

たくさんあります。

口腔内を観察する習慣も、

この頃から行っていると、

ほんの小さな変化にも気づくことができます。

この変化に気づくということが、

実はとても大切です。

 

スマホのライトを使って、

ものすごく真剣に

子供の口腔内を観察するお母さんがいます。

そのお母さんは、

咬合面の小さな点も

見逃さずに、

虫歯ではないか・・と、

心配をして来院します。

これは、

黒い汚れが溝にはまっただけでしたが、

このくらいよく口腔内を観察しているということです。

このお母さんは、

この黒い汚れがきっかけで、

仕上げ磨きが十分できていないからと反省し、

自費での歯磨き指導を希望されました。

非常に熱心に話を聞いてくれますし、

わからないことは、どんどん質問してくれます。

歯科衛生士として、

こんな嬉しいことはありません。

 

このお母さんのように、

子供の口腔内を観察してくれるお母さんが、

少しずつ増えていってくれることを

歯科衛生士としては、望んでいます。

 

こんなことを書くと、

歯科医院を経営されている先生から、

患者さんが減ってしまうと困る・・・

なんて声が聞こえてきそうですが、

今の日本人の食生活を見る限り、

虫歯が、この世の中からなくなるなんてことは、

無いと思っています。

もちろん、そうなることが理想ですが、

そんな世の中になるには、

何十年もかかるだろうと思います。

とはいえ、

予防しようと言う考え方は、

広がりつつありますから、

歯科医院としての考え方も、

変えていかなくてはいけないかもしれません。

 

では、話を戻します。

歯科医院での検診は、何歳からなのか・・・ですが、

理想を言えば、

お母さんのお腹の中にいる時から、

始まっていると思っています。

歯の芽は、

お母さんが妊娠したかな?

と、気づき始めた頃には、もうできています。

だから、

妊娠中のお母さんの食習慣は、

影響するだろうと想像がつきます。

お母さんが、妊婦さんの頃に、

キシリトールを定期的に摂っていると、

虫歯菌の少ない子どもが生まれると言われています。

キシリトールの話は、

いつかお話ししようと思っています。

 

何はともあれ、

虫歯や歯周病を予防しようと思ったら、

できるだけ早いうちから、

歯科医院での歯科検診をオススメしたいです。

 

何歳からと言わず、

生まれた時から・・・

いやいや、

お母さんのお腹の中にいる時から・・・

ぜひ、歯科検診を受けて欲しいです。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

 

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